キュランダ高原列車チケット片道／往復 (ケアンズセントラル駅発／ゴールドクラス選択可)

友人と2人で乗車しました。
2人とも高所恐怖症だったのと、スカイレールのゴンドラにはクーラーがないということで、窓のあるキュランダ鉄道を選択しました。

片道2時間、往復4時間は長いのではないかと思っていましたが、
暑さや旅の疲れで仮眠をとったり、景色を見たりしているとむしろ短く感じました。
出発はケアンズ駅のターミナル2でした。
駅に到着している列車内は電気がついていない状態で停車していますが、乗車していいよという合図が特にあるわけではないので気にせず乗り込みましょう。
出発直後に乗務員が巡回しチケットの提示を求めてきますが、それ以降巡回はありません。
1グループ1ボックスの席(8人座れる)なので、2人で行った私たちは向かい合うように8人の席を2人でつかえました。
安い方の車両にのりましたが、ソファ席なので椅子は柔らかく快適でした。他にお客さんもいない席だったので荷物を置いたりしてもスタッフには特に何も言われませんでした。他の人に迷惑がかからない程度で節度をもって身体を楽にする分には問題なさそうです。
列車はとてもゆっくり進みます。
特にフォトスポットに差し掛かると明らかにスピードを落として運転してくれるので焦ることなくスマートフォンで撮影できます。
車のクリープ現象より遅いくらいです。
景色はとにかく雄大で物凄い奥行き感でした。
ケアンズの田舎町を見下ろせるスポットも多くあり、景色を楽しんでいると寝ている暇はありません笑。
車内にエアコンはありませんがスタッフが簡易うちわのようなものをくばってくれます。
持ち運び扇風機や、凍らせたペットボトルなどがあると熱中症を防ぐことができるでしょう。
トイレも備えていますが今回は使いませんでした。
常温のウォーターサーバーもあります。
車内では寝たりおしゃべりしたり景色を眺めたりしながらゆっくりしましょう。
帰りの列車ではちょっとだけ雨が降りましたが、席は全く濡れませんでした。
キュランダ鉄道あるあるの、滝をバックにした写真は、行きでは進行方向により近い車両、帰りは後ろの車両ほど、それらしい写真が取れます。真ん中のあたりの車輌になると、ちょっと難しいかもしれません。でもどこを走っててもとても景色はきれいですよ。
友人は窓から青い蝶がみれたといっていました。
キュランダ村でも有名な青い蝶を運が良ければ見られるかもしれません。
途中バランフォールに止まりますが出発前に汽笛を鳴らしてくれるので、その後に急いで乗り込めば置いていかれることはありません。
基本的に優しさを感じる運転でした。
2月に行きましたが、滝は申し訳程度の水量でした。
控えめな滝になっていますがそれもエンジョイするとよいと思います。
結構覗き込まないと滝壺は見えないので、滝壺もうつしてハイチーズはちょっと技術がいります。
自撮り棒などを持参してもよいでしょう。
鉄道は椅子の座り心地も悪くなく、特に不自由なく過ごせました。
8人で1つのボックス席に座ると、真夏は死ぬほど暑いと思うので
大勢で行く人は気を付けてください。
キュランダ駅に隣接しているお土産屋さんは、キュランダ鉄道オリジナルグッズが売っていて楽しめます。
お土産を買うと紙のショッパーにキュランダ鉄道のスタンプを押してくれてかわいいですよ。

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