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日光の社寺
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日光の社寺
日本国内、栃木
文化遺産 1999年登録
文化遺産 1999年登録
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この世界遺産のポイント
・徳川家康を祀る権現造りの神社「東照宮」
・日光山の神道建造物の総称「二荒山神社」
・日光山の仏教建造物の総称「山輪王寺」
世界遺産「日光の社寺」は、3件の神社仏閣(東照宮、二荒山神社、輪王寺)と、周辺の文化的景観で構成されています。日光山は古くから神道と仏教の聖地であり、自然信仰、神道、仏教の思想が融合した独自の信仰が続けられてきました。1868年の神仏分離令以降、東照宮以外の日光山における神社などの神道の建築物は「二荒山神社」に総称され、また、寺院などの仏教建造物は「輪王寺」に総称されています。上記につき、日光山における神社仏閣は、2社1寺(東照宮、二荒山神社、輪王寺)のみとなっています。
「日光東照宮」は、17世紀に江戸時代に徳川家康の側近であった僧・「天海」が家康の神霊を祀るために建設した寺院です。平安時代から江戸時代に流行した権現造り(石の間造り)の代表例であり、石の間(相の間)と呼ばれる一段低い建物で本殿と拝殿を結ぶ建築様式です。権現造りという建築様式の名前も、徳川家康を神格化した東照大権現から名づけられました。敷地内には平和を祈念する彫刻・装飾がなされており、代表的なものは三猿、眠り猫です。1634年に徳川幕府三代将軍の徳川家光が日光東照宮の建て替えを行っており、このことを「寛永の大造替」といいます。
「日光二荒山神社」は日光三山を神体山として祀る神社であり、8世紀末に日光を開山した勝道上人により創建されました。日光三山とは男体山(父)、女峰山(母)、太郎山(子)です。それぞれの山を神格化した3つの神、大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を総称して「二荒山大神」といいます。9世紀に空海が日光山を訪れたと伝えられており、その際に建設された本社(現本宮神社)と別宮滝尾神社、また、元々存在していた旧本社(現在の別宮本宮神社)を総称して、「日光三社」と呼びます。八棟造り(やつむねづくり)と呼ばれる建築法が使われており、複雑な形の複数の棟と破風付きの屋根で形成されています。
「輪王寺」もまた、8世紀末に日光を開山した勝道上人により創建された天台宗の寺院です。創建当時は神道と仏教が融合した「神仏習合」の信仰がなされており、日光三山を祀る自然信仰が中心でした。7世紀に勝道上人は紫雲立寺(しうんりゅうじ)を建立し、後に四本龍寺に改称されたものが現在の輪王寺となっています。輪王寺の本堂である三仏堂は9世紀に建設されたもので、東日本最大の木造建築です。また、男体山麓の中禅寺湖に建立された中禅寺も輪王寺に含まれます。
【構成遺産】
・東照宮(とうしょうぐう)
・二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)
・輪王寺(りんのうじ)
・近隣の文化的景観
「日光東照宮」は、17世紀に江戸時代に徳川家康の側近であった僧・「天海」が家康の神霊を祀るために建設した寺院です。平安時代から江戸時代に流行した権現造り(石の間造り)の代表例であり、石の間(相の間)と呼ばれる一段低い建物で本殿と拝殿を結ぶ建築様式です。権現造りという建築様式の名前も、徳川家康を神格化した東照大権現から名づけられました。敷地内には平和を祈念する彫刻・装飾がなされており、代表的なものは三猿、眠り猫です。1634年に徳川幕府三代将軍の徳川家光が日光東照宮の建て替えを行っており、このことを「寛永の大造替」といいます。
「日光二荒山神社」は日光三山を神体山として祀る神社であり、8世紀末に日光を開山した勝道上人により創建されました。日光三山とは男体山(父)、女峰山(母)、太郎山(子)です。それぞれの山を神格化した3つの神、大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を総称して「二荒山大神」といいます。9世紀に空海が日光山を訪れたと伝えられており、その際に建設された本社(現本宮神社)と別宮滝尾神社、また、元々存在していた旧本社(現在の別宮本宮神社)を総称して、「日光三社」と呼びます。八棟造り(やつむねづくり)と呼ばれる建築法が使われており、複雑な形の複数の棟と破風付きの屋根で形成されています。
「輪王寺」もまた、8世紀末に日光を開山した勝道上人により創建された天台宗の寺院です。創建当時は神道と仏教が融合した「神仏習合」の信仰がなされており、日光三山を祀る自然信仰が中心でした。7世紀に勝道上人は紫雲立寺(しうんりゅうじ)を建立し、後に四本龍寺に改称されたものが現在の輪王寺となっています。輪王寺の本堂である三仏堂は9世紀に建設されたもので、東日本最大の木造建築です。また、男体山麓の中禅寺湖に建立された中禅寺も輪王寺に含まれます。
【構成遺産】
・東照宮(とうしょうぐう)
・二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)
・輪王寺(りんのうじ)
・近隣の文化的景観
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歴史・成り立ち
766年
輪王寺の創建。(勝道上人)
・四本龍寺(旧紫雲立寺)を建立(766)
・輪王寺の本堂(三仏堂)を建立(848)
・三代将軍・徳川家光の霊廟を造営(1653)
・三仏堂を現在地へ移転(1879)
767年
二荒山神社の創建。(勝道上人)
・別宮本宮神社を建立(767)
・男体山に昇り奥宮を建立(782)
・空海が滝尾神社を建立(820)
1617年
徳川家康の霊廟として東照宮の創建。
・家光による増築(1636)
1871年
神仏分離令。(神道と仏教の建築物の区別がなされる)
1934年
日光を国立公園に指定。
1999年
世界遺産に登録。
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アクセス
【公共交通機関】
日光駅から日光東照宮までは、バスで神橋停留所まで約5分、徒歩で約10分です。
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合格Tips! 世界遺産検定
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合格Tips!
旅行業務取扱管理者試験
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ご存じでしたか?
・二荒山神社は、縁結びの御利益があるとして有名です。
・東照宮の東回廊に飾られた「眠り猫」は平和を祈念した彫刻であり、眠り猫の近くにあるスズメの彫刻から、スズメの近くでも寝ていられるほどのをara見ざる聞かざる言わざるで有名な「三猿」は平和に過ごすための処世術を示したものとされています。
・東照宮近郊の「日光杉並木街道」は世界最長の並木道としてギネスブックに登録されています。
・東照宮の東回廊に飾られた「眠り猫」は平和を祈念した彫刻であり、眠り猫の近くにあるスズメの彫刻から、スズメの近くでも寝ていられるほどのをara見ざる聞かざる言わざるで有名な「三猿」は平和に過ごすための処世術を示したものとされています。
・東照宮近郊の「日光杉並木街道」は世界最長の並木道としてギネスブックに登録されています。
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絶対食べたい!ローカルグルメ
・ゆばむすび:湯葉で包んだおこわのおむすび
・ゆばそば
・揚げゆばまんじゅう
・ゆばそば
・揚げゆばまんじゅう
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