ホットホリデー 世界遺産 マリ ジェンネ旧市街 ジェンネ旧市街 ジェンネ旧市街 マリ 文化遺産 1988年登録 menu1 1 この世界遺産のポイント ・壁から木材が突き出した「スーダン様式」の大モスク ・ニジェール川を中心としたサハラ交易で栄えた街 ・トンブクトゥと併せて「双子の姉妹」とよばれた都市 ジェンネは、14~16世紀頃にニジェール川を中心としたサハラ交易の中継地点として栄えた商業都市です。旧市街には歴史的な建築物が残されており、土を日干しして造られた煉瓦(アドベ)を泥で塗り固めた建築物を「スーダン様式」と呼びます。ジェンネ旧市街のランドマークである大モスクもスーダン様式で造られており、ヤシ材を使った骨組み(テロン)が壁からいくつも突き出している独自の建築物は目を引きます。姉妹都市、トンブクトゥにも同様の骨組みがみられますが、急な温度変化を緩和する目的であると同時に、泥を塗り直す際の足場として使われています。住居も全て泥でできていることから、常に泥を塗り直すなどの保全が必要となります。世界的に珍しい全てが泥で造られた建築物として世界遺産に登録されていますが、治安の悪化と建物の保全体制が不完全であることから、危機遺産に登録されています。 menu2 2 歴史・成り立ち 9世紀末 ジェンネの都市が建設される。 13世紀末 国王コワ・コアンボロによるモスクの建設。(現在の大モスクの前身) マリ帝国と併合。 1443年 トゥアレグ族(ベルベル人系の民族)による支配。 1470年 マリの支配下であった「ソンガイ帝国(1464~1590)」による支配。 ジェンネがサハラ交易の中継都市として最盛期を迎える。 16世紀以降 政権交代が続く。 ・モロッコによる支配。(1591~) ・バンバラ帝国による支配。(1670~) ・マシーナ帝国による支配。(1819~) ・トゥクルール帝国による支配。(1862~) 1890年 フランスによる支配。(フランス領スーダンと呼ばれる) 中心都市が新設の都市「モプティ」に移る。 1907年 ジェンネの大モスクの再建設。 1960年 マリ連邦として独立。マリ共和国となる。 1988年 世界遺産に登録。 2016年 危機遺産リストに登録。 menu3 3 アクセス 2012年以降、イスラム過激派による占領にて渡航は禁止されています。通常時のアクセス方法は、日本からフランス・パリまでは直行便で約12時間30分、パリからマリの首都「バマコ」までは直行便で約6時間です。バマコからからジェンネまではバスでの移動となります。 menu4 4 ご存じでしたか? ・ジェンネはボゾ語で「水の精霊」という意味です。ジェンネの街は、ボゾ人によりニジェール川沿いに建築され、サハラ交易(黄金、象牙、塩など)で繁栄しました。 menu5 5 絶対食べたい!ローカルグルメ 【マリ共和国】 ・フートウ:主食のヤムイモの餅。 ・ザメ:マリ風ピラフ。 ・ティガデゲ:ピーナツソース。 ・チェブジェン:セネガル名物の魚のピラフ。 ・ヤッサ:玉ねぎと肉の煮込み。 ・アチャケ:コートジボワール名物のトウモロコシのあらびきパスタ。 ・ドロ:マリ伝統のビール。 ・メニメニヨン:ゴマとはちみつのお菓子。 1. この世界遺産のポイント 2. 歴史・成り立ち 3. アクセス 4. ご存じでしたか? 5. 絶対食べたい!ローカルグルメ 営業時間&サポートについて 新型コロナウイルス感染症以降、営業時間を短縮し、電話での予約・お問い合わせの受付けを停止いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、ご質問などはお問い合わせフォームより送信ください。 営業時間 平日(月~金曜日) 9:00~12:00 お問い合わせフォーム
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