ハロン湾水上飛行機の遊覧飛行付き、エメロード号1泊2日ツアー【ハノイ市内へのお送り付き】

ハノイ～ハロン湾が車で片道４時間もかかるというので、奮発して行きは水上飛行機を使うこのプランにしてみました。
水上飛行機に乗るのは初めて。

１５人ほどしか乗れないセスナでしたが、天候がよかったこともあり、揺れることもなく快適でした。乗る前には、機長自ら自己紹介のあと、注意事項を伝達する、というのんびりした雰囲気です。
ハロン湾上空に着くと、ぐるっと遊覧飛行。景色ももちろん美しいですが、水上村や、あちこちの島かげに集中しているツアー船なども手に取るように見えます。その後は、普通に滑走路に降りるように海面に降り、そこからは速い船のように港まで走って、そのまま斜面になっているところを走って陸上に揚がり、ごく普通に地上に降りる、というおもしろい体験でした。着水は普通の滑走路よりむしろ衝撃が少ないぐらいです。
エメロード号は少し古い感じはしましたが、立派な船です。ウェルカムドリンクがあり、巨大な洞窟を見に行ったり、海水浴のできる島に上陸したり、その合間にはカナッペやクレープのサービスがあったり、ベトナム料理の講習があったり、夕食後には映画とイカ釣りまで、と盛りだくさんなイベント。翌日も太極拳のクラスや、真珠養殖場の見学かカヤック体験が、ほぼ無料で楽しめました。海水浴に立ち寄ったＴｉＴｏｐ島という島のビーチは小さくて、まるで由比ガ浜かどこかのような混雑ぶりで泳ぐ気にはなりませんでしたが。乗客は欧米人が中心でした。
ちょっと残念だったのは、食堂が狭いこと。２人用のテーブルだと、ぎっちり詰め込まれるという感じでした。品数も多く、特にサラダ類が洋風とベトナム風合わせて毎食５、６種類出て、内容は満足でした。もう一つ、船にはＷｉｆｉがあるといい、確かにつながるのですが、弱すぎるようで、インターネットにはほぼつながりません。メールやネットはあきらめたほうがいいと思います。
行けども行けども、不思議な形の島が連なっていて、どこまでいっても同じような眺めといってしまえばそれまでですが、眺めを楽しみながら、ゆっくりと楽しめたので、１泊のツアーにしてよかったと思いました。

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