クイックシルバーで最北端のグレートバリアリーフに行くクルーズ

5月の雨季の小雨降る中、朝8時過ぎにケアンズのホテルにお迎えに来たのはクイックシルバーのロゴ入りの観光バス。
マイクロバスの予想をあっさりと覆すフルサイズの観光バスです。

ポートダグラスまでの1時間も快適に、優雅に過ごせます。
ポートダグラスに到着後チェックインです。事前に日本人のガイド同行をお願いしていたのでスムーズに案内してもらえます。
そしていよいよウエーブピアサーへの乗船です。日本人ガイドのマキさんから「早く揺れの少ない2階の真ん中に陣取って」と言われてたのですがブリーフィングを受けている最中に出航。簡単なテストやVTRを揺れの激しい3階のソファーで見てるうちにワイフが「気持ち悪くなってきた」とまさかの告白。
ブリーフィングが終わったころには顔色がかなり怪しい。普段そんなに乗り物酔いしないワイフですが、流石にこの揺れとVTRにはダウン寸前。
そんな私たちに更にガンガンと押し寄せる船体を揺さぶる揺れ。30分もするとあちこちでダウンの人たちの姿が見えます。残念ながらワイフのその仲間入りしちゃいました。
航行中は小雨だったり薄日が漏れたりだったのに目的地、エイジングコートリーフは快晴。さっきまでの揺れは何だったんだと思うくらいの好天気できっとケアンズ周辺の海では小雨だったんだろうなって思いました。アウターリーフに来てよかった。
さていよいよポンツーンへ。
ガイドの皆さんに勧められて船酔いグロッキーのワイフも渋々ライクラスーツ（クラゲ除けスーツ）を着用。日本からがっちり日よけ止めやラッシュガードを準備しましたが、このツアーに関しては不要です。だってずっとライクラスーツ着用で屋根のあるポンツーンで過ごせるので日焼けするタイミングがありません。日焼けするのは海の中に浮かんでる間だけです。
足ひれ、シュノーケルを装着すると「はいこれ着て」とライフジャケットを着せられます。そこそこ泳ぎには自信はありましたが海に降りて納得。
むっちゃ深い。しかも奥深くまでよく見えるので吸い込まれそう。
この透明度には感激です。ライフジャケットにもちょっと感謝。前に進みにくくても溺れる心配はありませんから。
夫婦2人で背中に「Jr」と書かれたライフジャケット着用で水遊びです。（日本人では大人ですがオーストラリアではJr体型だそうで）
下にはオーシャンウォーカー用の階段と骨組みがあります。まぁそれにしても魚がよく見える。ちっちゃいのから大きいのまで、しかも深くまで見えるのでどこまででも見えます。魚の名前やら覚えとけばよかったと思う反面、多すぎて覚えられなかったよねと自分を納得させる私がいます。
ポンツーンへ上がってお昼ご飯。暖かいコーヒーなどは船内でしかサーブがありませんが暖かい食事もあります。塩ゆでのエビはめっちゃおいしかった。きっと素材の味が良いのです。
あっという間のポンツーンでの3時間。グロッキーだったワイフも水に入るとやはり元気が戻り、やっと普段通りに。もう少しだけゆっくりできたらなぁと思わせる3時間です。
帰る頃には「往復の揺れは嫌だけど海は最高」これはアウターリーフで正解だったと改めて心から思いました。揺れは普通よりちょっとだけ強かったくらいで、実はそれほど激しくはなかったそうです。（波のある海の上を70キロで走るんだからそりゃそうかと後で納得しましたが）
帰りは酔い止めの薬を購入し準備万端で帰路（もれなく揺れます）へ。
ポートダグラスで時間があればもうちょっとだけ買い物したかったんだけどケアンズ市内行きのバスが待ってるので残念ながらスルー。
次はポートダグラスの町も歩けたらなぁと思わせるクイックシルバーのスタッフの対応でした。
マキさんはじめ日本人スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの素敵なご対応ですごく楽しめました。
あと、やはり日本人スタッフは事前にお願いした方が安心ですよ。

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